垂れ幕看板設置完了


当初からデジタルサンプルを並べての打ち合わせ

この場合、実物はイメージとの違いを感じがちですが

生地のサンプルに実際の色を印刷してもらうのに時間をかけ

用意された4色の実印刷サンプルを太陽光の下に起き

本来の色味を確認した上でこの垂れ幕を発注しました。

時間と労力を掛けその面倒な注文に対応していただいたので

思いと願いの詰まった素晴らしい垂れ幕看板の設置が完了しました。



1番大型のステンレス調理台こいつが村いちばんの厄介者

奥行き800もあり既存の規格サイズではないようで

もう一台の作業台は奥行き750なので段差ができてしまいました。

仕方がないを言えばそれまでですが、できるなら揃えたかったな。


これも玄関からは到底入る余地もなく

建設屋の社長さんや大工さん、営業の社員さんまで呼びつけて

4人がかりで窓から入れてやりました。

もちろん僕も参加していたので写真は残っていません。



陽だまり堂のミキにおいての特徴の一つは鉄の羽釜で炊くお粥です。

それを作り出してくれる羽釜とかまどもようやく届きました。


アルミの持つ健康へのリスクを回避して鉄分などの栄養素を

少しでも取り入れられるように配慮した結果

値段も張り、重くてきちんと手入れをしなければならない

手間のかかる鋳鉄の羽釜を選びました。



羽釜の準備は金気を抜くところからです。

その方法は水を沸かしてお茶を煮出すというやり方です。

この方法はお茶の持つカテキンが皮膜を作り

鉄の表面に定着することでサビを防いでくれます。

そしてお湯を煮ることで金気を抜く作業も連動して行います。


この羽釜は見た目よりは重くなく中身が空の状態であれば

難なく持ち上げることができる程度で実目方は9kg。

製造が始まれば毎日が筋トレ状態になりそうです。



探しても探しても程よいサイズが見つからなかった貯蔵台

スチールを予定していましたが木製貯蔵台を作り上げることになりました。

2×4と2×2の材木を買ってきて昨晩用意しておいた設計図とにらめっこ。



材木の真芯に印を打ちながら借り組みしてはビス打ち

歪みやぐらつきが出にくいように面倒な組み方を選んでます。

貯蔵する甕もデットストックの久松の甕ですから

簡単に揺れて営業時間外に貯蔵台から落ちてました・・・

何ていう惨事はごめんなのでここはしっかりと

耐荷重を確保できる工法を採用しました。



最終的に床に置いた段階で高さ調整ができ

貯蔵台が水平な状態をキープできるように部材を付けます。

使いづらい道具にしてしまうと仕事をしている間でも心地よくないですから

こういうところはしっかりと作らないといけない部分のひとつです。



丸一日かけて完成した2台の貯蔵台。

明日はサンドペーパーをかけて地ならしをして色つけして

仕上げにつや消しの塗料を塗って完成です。


毎日ひとつずつ課題が消化されていく日進月歩な日々

店舗の準備に入ってから2ヶ月ほど経ちました。

もうこの段階には少し飽きてきてしまっているのですが

営業許可検査までもうひと踏ん張りしていこう!!

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